住宅ローンを借りる金額の決め方のポイントは?
住宅ローンの借入額については、次のような点に注意して決めると安心です。
■住宅ローンは借りられる金額ではなく、返済できる金額をもとに借入額を決める。
■現在の家賃と同額であれば安心というわけではありません。住宅取得後にかかるコストも含めて考えるようにします。
■教育費や老後の生活費など、将来必要な資金の貯蓄についても考慮して資金計画を立てるようにします。
住宅取得のために毎月している貯金は返済額にプラスしてもいいの?
現在、住宅のためにしている貯金を毎月返済していける金額にプラスするのであれば、これから新たに貯金を始める必要はないかどうか、あるいは家計を見直して返済可能額を増やせないかどうかを考えて決めるようにします。
もし不安であれば、ファイナンシャル・プランナーに相談してみるのもよいかもしれません。
返済金額はカスタマイズ可能?
仮に借りる金額が同じであったとしても、どのような住宅ローンを借りるのか、あるいはどのように返済していくのかによって、返済金額は異なってきます。
具体的には、この返済金額は、金利は低ければ低いほど、返済期間は長ければ長いほど、毎回の返済額は少なくなります。
また、それ以外にも、ボーナス返済を利用するのかしないのか、元利均等返済・元金均等返済のどちらにするのかによっても返済額は異なってきます。
要するに、返済金額というのは、家計の状況によってカスタマイズができるということなので、色々と試算してみることが大切です。
|