財形住宅融資ガイド(2010-2011)



保証料無料の住宅ローンは有利?

有利なのはどちらの住宅ローン?

次の住宅ローンではどちらが有利になるのでしょうか?

■金利が低くても保証料がかかる住宅ローン
■金利は高いけれど保証料が無料の住宅ローン

金利が低くて少なくなる利息よりも、最初に支払う保証料が多いのであれば、せっかく金利の低い住宅ローンを選択したのに、トータルでも支払額は金利の高いほうが有利ということになります。

両者は金利差と返済期間で総支払額が決まるわけですが、一般的には、金利差が小さく、かつ返済期間が短いほど、保証料なしのほうが返済額が少ない傾向にあります。

このように考えますと、保証料なしの住宅ローンのほうが、多少金利が高くても有利のように思えますが、実際には、保証料はというのは返済期間によっても異なりますし、金利差がどれだけあるのかによってもトータルの支払額は違ってきます。

よって、どちらが有利であるのかということは一概にはいえません。

なお、単に総額の損得だけでなく、事務手数料や繰り上げ返済とのバランスも考慮して、自分に合った借り方を探すことが重要になります。

もしも金融機関から融資を断られたら?

住宅ローンの融資審査を受けた結果、希望通りの融資額を借りることができなかったり、融資を断られたりするケースがあります。

実際、住宅金融支援機構の調査においても、およそ20%の人が希望通りの借り入れができなかったという結果が出ています。

金融機関が融資を断るということは、その資金計画にある程度のリスクがあるということですから、資金計画の見直しをしてみることをオススメします。

なお、転職したてで勤続年数がたまたま短かったという理由で断られたり、女性への融資に厳しい金融機関であったというケースもありますので、そのような場合は、他の金融機関をあたってみるとよいかもしれません。


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