住宅の構造等によって財形住宅融資の返済期間はどのように変わるのでしょうか?
財形住宅融資の返済期間というのは、新築住宅や中古住宅、リフォームなど、住宅の構造等による年数と、年齢による年数とを比較して、短い方の年数が最長返済年数になります。
ちなみに、財形住宅融資の返済期間は10年以上1年単位で設定できますが、リフォームの場合には1年以上から設定できます。
具体的には、次の[1]と[2]で算定された年数のうち小さい方が最長返済可能年数になりますが、実際に利用する際には、個々のライフプランにあった返済期間にすることが重要です。
[1]住宅の種類による返済期間
<新築住宅を購入する場合>
・一般の木造住宅 ⇒ 最長25年
・耐火・準耐火・耐久性のある木造住宅 ⇒ 最長35年
<中古住宅を購入する場合>
・一般の中古マンション ⇒ 最長25年
・優良中古マンション※ ⇒ 最長35年
・優良中古住宅で耐久性基準を満たしている住宅 ⇒ 最長35年(それ以外は最長25年です)
・中古住宅で、昭和60年4月1日(耐火構造のものは昭和55年)以後に建てられたもの ⇒ 最長25年
・中古住宅で、昭和60年3月31日以前に建てられたもの ⇒ 最長20年
※給水設備等に不備がないなどです。
<リフォームの場合>
リフォームについては、最長20年です。
[2]年齢による返済期間
80歳−申込者の申込時の年齢(1歳未満は切上)
[3]最長返済年数
[1]と[2]を比較して短い方の年数が、最長返済年数になります。 |