非嫡出子(嫡出でない子)というのは、法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子のことをいいます。
非嫡出子(嫡出でない子)は、父または母が認知することができます。 認知されると、出生の時に遡ってその効力を生じます。 ちなみに、判例では、非嫡出子と母の関係は分娩によって当然に発生し、母の認知は要しないとされています。
嫡出でない子は、母が親権者になります。 ただし、父が認知をしたときには、協議または審判によって父を親権者とすることもできます。
次の場合に、嫡出でない子は嫡出子たる身分を取得します。 ■父の認知後に父母が婚姻した場合 ■父母の婚姻後に認知された場合