リフォームローンの有担保・無担保のメリットとデメリットは?
金融機関では「リフォームローン」「住まいのリフレッシュローン」などの名称で、リフォーム専用のローンを取り扱っていますが、これは有担保ローンと無担保ローンに分かれます。
通常、無担保ローンは、有担保ローンよりも返済期間が最長10〜15年と短く、金利も高く設定されています。
一方、有担保のリフォーム融資は、通常の住宅ローンの融資条件に組み込まれている場合が多いので、無担保のものよりも低利で融資額が大きく、長期返済が可能です。
しかしながら、有担保ローンは、融資手続が複雑で、抵当権や保証料などの諸費用がかかりますので、金利差や返済期間によっては無担保ローンの方が総返済額が少なくなる場合もあります。
なお、リフォーム融資の利用の際に担保設定が伴う場合には、リフォームをする住宅の既存借入金があれば、その金融機関の窓口で利用する方が、相談・審査・担保設定などの申込手続をスムーズに行えるというメリットがありますので、できるだけ便利で活用しやすいリフォーム融資を検討するようにしたいものです。
公的なリフォームローンはありますか?
住宅金融支援機構の住宅融資に「バリアフリーリフォーム融資」というのがあります。
また、財形住宅融資はリフォームの工事のも利用可能ですが、どちらも有担保で低金利で利用できます。
ちなみに、フラット35ではリフォーム融資はありません。 |